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『あなたの人生を記録する』

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1年間の社会人生活で思い知らされた、”外の世界”を知らない自分


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それなりに楽しかった数カ月 

 家から原チャで40分の製造会社に就職。
医療機器や果樹園で使用される機械の組み立てを担当していました。

それまでアルバイトさえもしたことなかった僕にとって、働くことはシンプルに面白かったです。


 そこでの僕の仕事はバラバラの部品を図面を見ながら、組み立て製品化すること。板金、塗装、プレスなど、様々な工程を経て私のところにやってきます。

 

 最終的な部分を任せてもらえるのは、入社1年目にも関わらず「栄誉あることだなぁ」と思いながら、仕事をしていました。

 

「あれ?俺このままだと人生つまらなくね?」

 

 徐々に生活リズムに慣れ始めた半年頃、ふと焦りを覚えました。

幸い、上司や先輩方、会社自体の風土も含めとても働きやすい環境でした。

ただ、なにかが違う。

そう、社会に出てはじめて自分のこれまでの歩みを振り返り、今の現状を捉えたんです。
「このまま自分は外の世界も知らず、工場で一生を終えるのか?」

そう思った瞬間、それまで感じなかった未来への恐怖や焦りが纏わりついたんです。

勉強嫌い。サッカーしかしない。
そんな自分は外の世界を知らないことに気づきました。
そしてどうしたのか?

 

大学に行き勉強をし、海外に行ってみたい


 それまでとは違った選択を取る必要があると思ったんです。
それは僕にとっては勉強することを指していました。
そして、大学の4年間という時間を使い、海外渡航や、アルバイト、資格取得。色んなことにチャレンジしたくなったんです。

 

当時の先輩方に胸を張れる人生を送ろう

 

 たった1年間の社会人生活。ですが、貴重な1年間でした。
今でも思うのは、あの良い環境だったからこそ、自分の人生を顧み、将来に対しての考えを深めることができたと確信しています。

あれから10年が経ちましたが、お世話になった方々に胸を張れる人生を送ろうという想いは今も変わっていません。

 そうして、僕は東京国際大学に進学したのでしたーーー。