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どんな人にも経験という歴史がある。その経験を書き記すことで人類にとって少しでもプラスになれるものを書いています。

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雨の日でも外に出ることで人生の方向を発見することができるかも 田中直樹(22)大学生/精神保健福祉士

 

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■2度目の大学進学

 現役で薬学部に入学するも、2年で大学を辞めた。理由は、家族のこと、薬学のそのもの難しさ、化学よりも、人とか社会に対する興味が強かったこと。さらに、学ぶ中で得意だったけど好きとは違うことを知った。そして、退学を決意する。そんな彼は2度目の大学に通う。現在、大学2年生、社会福祉学部、福祉援助学科。支援を必要としている人をサポートするための知識を学んでいる。卒業すると、社会福祉士の受験資格がもらえ、精神保健福祉士の資格取得も目指している。なぜ、もう一度大学進学することを決意したのか。

 

■きっかけは雨の日

 大学を辞め、ある日喫茶店に入った。外は雨が降っていたので、外に出られず長居をしていた。そんな時、喫茶店の店員さんから、「中で内職しているから見る?」と誘われた。そこは障害者の人が働くところと喫茶店が併設されている場所だった。「暇だし見ようかな。」と軽い気持ちで見に行き、そこで社会福祉や就労継続支援を知る。そのまま、ボランティアで生活指導員として働きはじめて、1年6か月になる。「とりあえず、外に出てみると見つかるもんですね。」と言う。

 

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彼の働くきっかけとなった喫茶店のメニュー

■なぜ精神保健福祉士だったのか

 「自分の家が普通の家よりも裕福だったから、自分が感じた幸せを苦労してる人たちと分かち合いたい。」と高校生の頃から考えていた。しかし、彼が高校生の時に自身が体調が悪くなり、辛い日々が続いた。志を叶えるため進学するも、辞めることになる。喫茶店で障害者の就労に出会い、自分の薬学もそもそも人助けではあるが、自分がしたいことは、人とか社会へ直接的になにかをできること。生活に支障や悩みがある人の支えになりたいと思い、再度進学と精神保健福祉士に繋がった。

 

■エンパワーメント

 職場は将来、就労してもらうことが目的。利用者との会話、内職を見たり、体調のことをスタッフ同士で管理をすることが主な仕事。問題があった際はアドバイス、解決の糸口を提示する。何かを強いるのではなく、本人たちに答えを見つけさせるのが原則。それ以外にも彼のポリシーがある。誰かと一緒にいることで元気にいることでエンパワーメントの役割を担うこと。引きこもりや、心を閉ざした人は社会から影響を受けにくい。しかし、自分が一緒に話したり、相談、寄り添うことで社会の影響を与える。利用者に寄り添いながら、明るくすることが彼のやりがいのひとつと言える。

 

 ■さいごー勉強と実体験

 出会いは私が大学3年生の時に働いていたジムのアルバイトの時。当時も健康面、精神面で辛いときがあったが今では克服している。将来は、就労者がより良い環境で働ける場所を提供したい。とし、障害者の労働賃金は低く、雇用契約を結べれば安定した収入は得られるが、受け入れ先は少ない。給料と障害年金では生活が厳しい現状である。インターンでそれを実現している団体を見てより、実現したいと決め残りの学生生活で知識を蓄え、ボランティアを通して実体験を積み重ね実現したいとしている。