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雑誌に掲載された岩手男子のファッションとSNS  菊池旺吏(25) WEB広告

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■花柄をイージーに着こなした男との出会い

 消しゴムを無くし、隣か後ろに座っていた時に声をかけたのが彼だった。「いいですよ!」と普通なトーンで貸してくれた。大学1年生の時で声をかけたその日から、今も変わらない雰囲気。同じ学部で互いに資格取得のコースで取る授業が1年生から4年生までほぼ同じで、彼の一人暮らしのアパートでよく髪を切ってもらい、私は昼飯を奢っていた。いつも身だしなみに気を使い、普段は聞き役が多い彼にインタビューをした。

 

■岩手男子、モテたくておしゃれが好きになる

 高校生の時、とにかくモテたいと思うようになる。その方法として、ファッションに目覚める。高校卒業頃に原宿に行き、個性的な人が多くさらに洋服が好きになる。大学進学で岩手県から上京し、学生時代は洋服もたくさん買い、「大学の中で目立ってやる。」と思っていた。学内や、街中ですれ違った人たちに見られるのが楽しく、高校時代の思い出の原宿にもよく遊びに行った。ある日、表参道のラルフローレンの近くを歩いていると、声をかけられた。「イヤホンしていて、最初は気づかなくて、何度か声かけられても気づかず、バッ!と前に出て止められた。」と笑いながら話す。ストリートスナップを撮らせて欲しい。と言われたそうだ。そうして雑誌に掲載される。

 

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■ファッションそのものを考えてみた

 卒業後は服飾資材会社に入社する。主にデザイナーが欲しいボタンやファスナーを契約会社から購入し、発送するのが仕事だった。「個人的には洋服はデザインが一番重要。でも、その見た目を変えるのが生地やボタンなどがそのデザインを左右する。」そう思い、生地、縫製会社に注目して就活していた。しかし、デザイナーの要望や自分の良いと思うものや、会社の仕事内容により退職。ファッション業界から離れ、今はWEB広告会社に勤める。SNSを使い化粧品などの販売戦略をしている。WEB広告を仕事として学び、将来は自分でマイナーなブランドや、まだ世の中で売れていないファッションブランドの広告ができるようになりたい。と言ってくれた。

 

■1つの投稿が8000人のフォロワー、人との繋がりを知った

 彼には着ること以外でもファッションの楽しさがある。大学時代、17時から23時までバイトをしてあがった時にスマホの電源が落ちていた。帰って充電し、電源を入れるとたくさんのフォローが来ていた。その当時、ファッションコーディネートアプリのWEARの前身のアプリでコーディネートをアップしていた。そのピックアップハッシュタグにひっかかり、注目され何千ものフォローが来た。現在もWEARで洋服を投稿し、見た人から連絡が来る。現在では8000人フォロワーがおり、帽子職人や、ファッション関係の知り合いができ、ご飯や、写真を撮りに行くなど遊びに行くことが多い。彼はSNSだけでは終わらない、実際に人と会って話ができるきっかけを作ることもできる服が好きなのかも知れない。この翌日にはWEARで知り合った福岡からくる友人たちと花見へ行くそうだ。

 

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 ■さいごーインターネットだけでは伝わらないこと

  一見すると、洋服にしか興味のないような彼だが裏側には洋服をどう捉え、なにが好きなのかが明確にある。学生時代はモテたい。という素直な気持ちがはじまりで、今はファッションを広め、会って話す楽しさも知った。洋服を通じて、誰かと仲良くなり、実際に会いに来てくれる友人がいる。ネットだけで完結せず、リアルで交流を分かち合えることができるのは誰もができることではない。だからこそ、そこでできた友人は彼にとって大きな財産だと思う。将来は、洋服を売る広告がしたいとしているが、今後洋服を通してどのように世界を広げていくのか楽しみだ。