人間、何歳になっても『綺麗でいたい!』、『かわいくいたい!』と思いますよね。そうして、いざ始めてみたダイエット。一時は痩せても、すぐリバウンドしてしまう…。そんな方も多いのではないでしょうか?
ダイエットサポートをしているTAKAKOさんは運動よりも、食事にフォーカスを当てたサービスを展開。さらに、産後ママへのヨガ等も提供していらっしゃいます。
TAKAKOさんのサポートで、体重の変化だけでなく、”心の変化”も訪れるかも知れません――。
食べた物で体は作られる
――現在、埼玉県飯能市を中心に仕事をするTAKAKOさん。どんな学生時代を過ごされてきたのでしょうか?
TAKAKO バスケットボールを小学校から大学時代まで続けてきました!部長を務めたり、中学時代は県選抜に選ばれるなど、学生時代は部活動中心の生活でした。
大学は管理栄養士専攻に進学しました。バスケットボールをしていたので、スポーツ栄養の分野にも興味がありました。
【PROFILE】TAKAKO。静岡県浜松市出身。埼玉県飯能市を中心に、ダイエット、産後ヨガ、各種施術を提供。管理栄養士として、食事にフォーカスを当てたダイエットサービスを行う。二児の母。
コミュニケーション能力を生かす
――バリバリの体育会系ですね…!大学卒業後はどういった仕事に就かれたのでしょうか?
TAKAKO 食品会社の営業職に就きました。バスケットボールでは、メンバーとのコミュニケーションを大事にしていたので、その強みが生かせると思いました。
飛び込み営業がメイン。数字に追われる日々でしたが、新人賞を獲得。後に法人営業担当になり、更なるステップアップを目指し、転職を選択。
2社目では、スーパーバイザーとして本部と現場の架け橋役となって、コミュニケーションを根幹とする仕事をしていました。
その後、結婚し第一子が誕生。家庭に専念するために退職しました。
ヨガ体験
――20代はキャリアウーマンとして働かれていらっしゃいます。お子様が誕生されてから、ご家庭中心の生活になったと思いますが、心境の変化はございましたか?
TAKAKO 子どもの成長に喜びを感じながらも、徐々に社会との接点も無くなっていきました。次第に自分らしさも失われ、産後うつになりました。
そんなある日、友人が営むヨガ教室に行った際、気持ちの変化を感じました。
久々の運動によってリフレッシュできたこと、様々な人たちと交流が持てて、すごく気持ちが楽になったんですね。
この経験から『ヨガっていいな!』と思い、ヨガインストラクター資格を取得しました。
(写真:左から2番目TAKAKOさん)助産師の田中直子さんとコラボする産後ヨガ。「子どもは田中さんに見守って頂き、私はお母さんにヨガを提供。ここでは、ママと子どもは別々の部屋で時間を過ごして頂きます。自分の体に集中して頂き、ママ同士の交流や体に関する話をしています」
ダイエットサービス立ち上げのきっかけ
――これまで幅広い年代の方に、ヨガを提供されてきました。現在はダイエット指導もされています。どういうきっかけがあったのでしょうか?
TAKAKO 管理栄養士資格を持っていたこともあり、友人から『ダイエットサポートをしてみたら?』とアドバイスをもらいました。
コースプランを構築し、オペレーションを練っていた矢先、父が倒れてしまいました。長い間、肥満体型だった父。一命は取り留めましたが、『もっと丁寧な声掛けをしていれば…』と、後悔がありました。
その時に、『肥満で悩む人が多い現代。後に苦しむ人たちを未然に防ぐサポートがしたい』と、よりダイエット指導の意義を強く持つきっかけとなりました。
”聞く”から始まるダイエット
――2022年、ダイエットサービススタート。現在は3か月間コースを展開し、特に食事にフォーカスされていると伺いました。どういう手順から始まるのでしょうか?
TAKAKO まずは数時間かけて、現在の食生活、思い描く将来像をヒアリングしています。
『普段、何を食べていますか?』、『どうして食べようと思ったのですか?』等、その時の心情背景まで深堀ります。
『ご飯を食べる』と言っても、理由は様々です。空腹状態だったのか、捨てるのがもったいなくて食べたのか。そして、今後どういう人生を送りたいのか。
あらゆる観点からお話を伺うことを大事にしています。
オンラインレッスンも行っています!
心と行動の変化
――普段の食生活、その時の心理状況も探ることで、意識の見える化がされていきますね!
TAKAKO 深い自己理解はダイエットの更なるモチベーションUPに繋がります。
次第に『せっかく食べるなら!』と、盛り付けるお皿を購入する方。ご家族のご飯も用意しながら+αで、自分が食べたい料理を作るお客様もいる等、『好き!』の発見と行動の変化があります。
そして、『この食事を取っているから痩せてきた!』、『綺麗になっている!』と、目に見える体の変化と内側の変化も実感しつつ、将来像に進めるんです。
私らしさを取り戻す
――『痩せて、綺麗になる』という見た目の変化はもちろん、TAKAKOさん独自のコンセプトがあるように感じます!
TAKAKO ”私らしさを取り戻す”をコンセプトに、サービスを提供しております。
3か月を終えた多くのお客様から『人生が変わった』と、ご感想を頂いています。そこには『自分を置き去りにしてきた女性の言葉が眠っている』と、思っています。
子どもや旦那さん、ご両親に尽くす方等、女性は自分の事を後回しにして、周りをサポートする方が多くいらっしゃいます。
お客様には、人生を楽しんで頂きたい。では、『どうしたら楽しんで過ごせるのか?』それは、ご自身の中にある好きな事や、人生観の立ち返り。
そうした自分らしさを取り戻した姿から始まると思うんです。
3か月間のダイエットコースを終えられたお客様からのご感想。(TAKAKOさんInstagramより引用)
親切、丁寧に向き合う
――奥深い付加価値もサービスに内在されていますね!ただ、3か月の間にお客様の中には、暴飲暴食をしてしまう日もあると思います。親身に向き合ってくれるからこそ、報告できなさそうです…。
TAKAKO お客様から『報告したら怒られちゃうかな?と思って…』と、数日経ってご連絡を頂いたこともありますが『暴飲暴食があって良かった!』と、伝えております。
私を意識した食生活ではなく、ありのままでいてほしいです。決して『〇〇は食べちゃダメ!』といった、規制をかけるダイエット方法ではないんです。
私は丁寧にお客様を見たい。もし、食べてしまった原因がお悩み事であれば、その解決策もサポートさせて頂いています。
自分の人生を生きる
――大袈裟かも知れませんが、ライフパートナーとも言える存在ですね。これだけ手厚いサービスを行いながら、ご家庭もございます。仕事との両立は大変ではないでしょうか?
TAKAKO 仕事と家庭。双方のバランスを大切にしています。
お客様に提供している”私らしさを取り戻す”は、私にも言える事なんです。これまで仕事に邁進した時を過ごし、そこに成長と喜びを感じて生きてきました。
今後も家庭を大切にしながら、私自身が誇れる物も持っていたいんです。
さいご
――TAKAKOさんの生き方そのものが注がれたお仕事ですね!最後に将来の展望をお聞かせください。
TAKAKO 今の仕事を大きくしたいです。私はお客様へのカウンセリングに時間を当てたいので、SNS運用や経理を頼れる方にお願いするなどして、チームを作りたいです。
その中には、子育て世代のお母さんが参加頂くことも理想としてあります。
忙しい日々を過ごしていると、特技やスキル、職務経験といった、できることを忘れてしまう方もいらっしゃいます。
仕事を通しての”私らしさを取り戻す”。その可能性も感じています。
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carpediem運営者:高橋郁弥(Takahashi Fumiya)
2018年よりインタビュー記事をスタート。
個人事業主の方を中心に、なぜその仕事を始めたのか。
どんな想いを込めているのかをインタビューさせて頂いています。