現在、『株式会社トレンドメーカー(TrendMaker Inc.)』のCEOである秀村雨(ひでむら あめ)さん。
2020年1月に”日本初”の体験から購買につなぐプラットフォーム「Hola」を立ち上げました。
「世の中には多くの楽しいことがあるので、もっとみなさんにそれらを体験してもらいたいのです」
「私自身が『とにかくやってみよう!』というスタンスの人間なので、他の人にももっと素直に色々なことにチャレンジしてほしいなと思って作りました」
「できるかどうか。ではなく、やりたいかどうか」
そんな秀村さんの人生史は、もしかすると誰かにとっての新しい一歩になるかもしれませんーーー。
人と人
――本日はどうぞよろしくお願い致します!中国の天津ご出身ということですが、どんな幼少期を過ごされたんですか?
小学校、中学校はよく先生と戦っていました(笑)
小さい時から、人は平等だと思っていて、”先生”と”生徒”という立場ではなく、同じ”人間”として意見を言い合うべきだと思ってました。
先生の中には常識や道徳観に囚われて『これが正解だ!』と決めつける人もいたので、そういう先生に対しては『それって本当に合ってますか?』という意見をぶつけていました。
小学校6年生からテコンドーを始め、中学生で黒帯を取得。現在もトレーニングは趣味のひとつ。
方向転換
――その後、ご家族と共に日本での生活をスタート。日本語学校を経て東海大学に入学されました。主にマスコミを学ばれたそうですね!
小さい時からテレビの世界に憧れてました。
戦争カメラマンやジャーナリストになり、自分が肌で感じたことを伝えてみたかったんです。しかし、憧れだったキー局は、最終選考で落ちてしまいました。
そんな折、ある人から『パソナを受けてみたら?』と言われたんです。採用していただけたので入社しました。
番組ナレーションや、タレントとしても活躍。
「先日、初めて生放送の番組に出演しました。最初は、『生なんてできるかな?』と不安だったんですが、やってみたら楽しかったです(笑)」
新入社員時代
――当時は事業内容もあまりご存知なかったそうですね!ですが、新入社員の時に、MVPや売上1位を獲得されました。なにか意識されていたことはあったんですか?
今もそうなんですが、仕事を仕事と思ってなくて(笑)。遊びに近い感じですね。
新入社員の仕事は飛び込み営業をやるのですが、私はローラー作戦で、全部のビルの上から下まで、インターホンを押してました。
その頃もやってみないとわからない!と思っていて、ある意味ゲーム感覚で『次のオフィスはどんな人が出てくるのかな?』という期待感でやっていました(笑)
少なくとも1日100件以上はやりましたね!
輝かしい経歴の中で
―――その後、上海の営業所へ異動後もトップの成績。しかし、27歳の時に退社されましたね。
もっと自分が成長できる環境に身を置こうと思いました。
帰国後は、IT系やベンチャー系の企業を探して働きました。そこで、ITベンチャーの立ち上げや、デジタルマーケティング事業などを経験しました
起業の背景
――そんな経験の後に立ち上げられたTrendMaker。どんな想いから起業されたのですか?
自分が心の底から楽しいと思える事業を立ち上げたい、尊敬できる人と働きたいと思って立ち上げました。
今の4人は皆新しいチャレンジを求めて集まっています。私が代表取締役ですが、全員自分のやりたいことにチャレンジできるような環境にしていきたいです。
Holaに込められたメッセージ
――御社が提供されているサービス『Hola!(オラ)』には、やりたいことにチャレンジできる楽しさが詰まっています!そこには秀村さんの人生観も表れていると感じました!
Holaを通じて新しい一歩を踏み出しませんかというメッセージを打ち出しています。
『やってみたいな』『欲しいな』と思いながらも躊躇している人は多いと思うんです。
そんな人たちの背中を押したいんです。私自身もまずはやってみてから自分に合っているかどうかを判断したいタイプ。
なので、Holaを通じてどんどん新しい体験をして頂き、楽しみながら自分に合っているものを探してもらいたいなと思っています。
「面白いもの、ユニークなものを取り上げるようにしています。掲載して頂ける事業者の方には、商品やサービスの魅力を十分お聞きするようにしています」(画像:Holaホームページより引用)
失敗は次へのステップ
――色々なお話を伺うと、華やかなエピソードが多いように感じました。これまで、挫折や失敗されたことはありましたか?
もちろん、挫折や失敗はありました。
例えば来日当初は日本が全くできなくて、アナウンサースクールに通いながら日本語を勉強しました。そういったことを通じて日本語が上達し、そこから新たな出会いや経験が生まれて今に至ってます。
挫折や悔しさは結局次のステップにつながると思うんです。
新しいこといチャレンジするのは楽しい事です。一人でトルコ旅行した時に、日本で撮った写真をプリントアウトして、お店の机を借りて売りました。
『いくらでもいいから買ってください!』という感じで売ったら10分で完売してしまいました。すべてはチャレンジしてみないと分からないと思います。
トルコで写真を売っている様子
時代に合わせたサービス
――チャレンジが大事ということですね!最後に今後の展望をお聞かせください!
今後は更に新規事業を立ち上げたいです。社名のトレンドメーカーにもある通り、時代のトレンドに合った事業をどんどん立ち上げたいのです。
私自身が新規事業の立ち上げを通じて世の中の色々なことにチャレンジしながら生きていきたい、そう思っているからです!
ユニークな商品やサービスをお持ちの事業者の方がおられましたら、是非トレンドメーカーまでご連絡ください!(ご連絡は、info@hola-ex.comまで)
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以前インタビューさせて頂いた熊谷童夢さんが運営する『C×Oチャンネル』にご出演されています!
www.carpediem-humanhistory.com