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自分が熱狂し続ける人生の選択 森山佳樹(24) AOHLDGS/BEATS/営業

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この男、まさに熱量

  前回アップした東さんと同様、AOHOLDGS株式会社で働くメンバーの森山さんにお会いした。

 

www.carpediem-humanhistory.com

 


インタビュー場所は同社がある代官山で行った。高校時代ラグビーでは、努力の真髄を経験。大学時代にはNTTの営業で仕事を通して自分が成長する喜びを体感。

 常に自分で目標を立て、道筋を定めてきた24年間。そんな彼にとって欠かせないワードは『熱量』だとインタビュー後に感じた。 
 その背景にあるのは「すべて自分の責任」という思考にある。並々ならぬエネルギーを持つ森山さんの仕事、そしてこの先の目標とは?

 

父親は経営者。両親の期待に応えたい

 兵庫県、伊丹市出身。父親は飲食店の経営者で、弟と妹の三人弟姉の長男として育った。
 「長男だったこともあり、両親の期待に応えたいと思っていました。ちゃんとした高校に行き、部活もやる。親が期待する大学に行き、大手企業に就職。それを小さいときからイメージして動いていました」

 そんな想いを感じていた少年時代。高校は地元の高校に進学。そこでふたつの目標を掲げた。

 

365日、毎日タックル50本

 「両親が期待する関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学を総称した呼び名)への大学進学。加えて、ラグビーで国体選手になる。このふたつを目標にしました」

 それまではサッカーをしてきたが、スポーツの世界で全国大会という実績をつくりたかったと語る。共通点は球技だが、大きく方向転換。当時、通っていた高校は兵庫県3位の名門校でもあった。

 まず、国体選手の実力を知るために国体選手が通う高校のHPから身長や、体重、走力などを分析。実際の試合も見学し、目標とする選手のみのプレーを観察するなど、自分との差を明確にすることから始めた。

 

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 「目標の選手と同等以上の体格になる。そして、高校から始めたためパスのスキルはどうしても劣ってしまうので、タックルのスキルでカバーしようと思いました。『やる気があるときだけ努力するのは凡人止まり』と、高校の先生から言われていたので、自分はタックル1日50本を365日。正月や誕生日、練習が休みの日でも欠かしたことはありませんでした。ゴールをまず知りに行く。そして足りない部分を補う。これは今も変わらないです」
 『死ぬんじゃないか』と思う瞬間を幾多も味わった。その分、努力量の底上げができたという。そして見事、高校3年生時に国体選手に選出された。

 

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焦りが生まれた大学2年生の冬

 もうひとつの目標も達成した。関西大学法学部に入学を手にした。ただ、入学後はこれまで地元でスポーツのみに没頭していたため、もっと広い世界を知りたいと思いラグビー部には入部しなかった。

 しかし、バイトや合コンなどの遊びにも時間も使うも、自分が熱狂して楽しめるものは何ひとつなかった。その時に焦りが生まれた。
 「『遊んでばかりいる自分が一体どこに就職できるのか』と、ふと頭をよぎりました。そして、親の期待に応えることのゴールはここだったなと。それまでの自分を脱却し、大企業に行こうと決意しました。2年生の冬から就活に向けて動き始めました」

 

足りないと感じた3つのスキル

 同年の夏には金融やIT分野のインターンシップに参加。周囲のレベルの高さに圧倒された。
 「大手財閥系や、今をときめくIT企業のインターンに受かったこともあり、その当時天狗になっていました。『自分はやれる』と。でも、プレゼンやコンテンツ作成。どれも結果を出せなかったです。その瞬間、自分は小手先のテクニックで面接に受かった。その先のスキルはまだ甘いと気づきました」

 その場しのぎのテクニックだけでは社会に出た時に活躍できない。”論理的思考力”、”社会人との接点”、”コミュニケーション能力”。就職活動の成功というゴールにおいて、この3つが自身に足りないとわかった。不安を抱いたが、現状を把握するには絶好の機会となった。

 

とにかくやる。ゴールを見据えながら。

 その3つを得る方法として営業に活路を見出した。大学3年生の時にNTTの代理店営業を始めた。完全歩合。飛び込み営業。どれも悪戦苦闘の連続だった。結果も出ない中、いかにしてその状況を打破したのか。

 「毎日営業ノートを取り、その日に感じた課題。それに対するアクションと改善策を書いていました。”結果を出せばスキルが身に付いている状態”そう定義し猛烈にやりました。絶対に大企業に行くためすべてのリスクを潰し、本当のスキルを落とし込もうと毎日自分と向き合いました」

 PDCAを回して3か月後には月20件ほど獲得。学生でありながら人事統括部長に抜擢された。

 

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NTT代理店のG‐cruise。メンバーの中には、大手企業で売上1位のメンバーや会社社長の人もいるとのこと

   

成功の仕組みを知りに行く

 「営業という仕事を通して、経験やお金、そして最高の仲間を得られました。なによりも、仕事は自分を成長させることを実感できました。そこから、多くの人に仕事を楽しんでもらいたいと思い人材系の会社に焦点を当てて就職活動をしました」

 その頃になると親の期待に応えたいという思いだけでなく、自分が心からやりたいことに命を燃やしたい。そう思うようにもなった。

 「営業会社で出会った仲間や、社長の影響もあり、自分も将来的には起業したいという思いも同時に芽生えました。ただ、起業し成功するためには会社の仕組みを知ることが大事。まず、大企業に入社しその仕組みの中に紛れようと思いました」

 

徐々に感じた違和感

 人材関係、かつ大企業。パーソルキャリアに営業職として入社した。10年以上新卒を採用していなかった部署に配属が決まり、周りの先輩たちは優秀かつ、どの方たちも高い目標を掲げて働いていた。しかし、次第に違和感を覚えるようになったという。

 「顧客のためになることよりも、目の前の売上が重要視されることが多かったです。顧客にとって一番適切な時期での広告掲載というより、少しでも早く月内に広告掲載させることが評価される。お客様の役に立てたという話よりは、1番高いプランを売った!ということが褒められました。もちろん、会社なので、売上や目標達成の重要性は理解していましたが、なんのために仕事しているのかわからなく事が次第に増えていきました」

 入社以前から起業精神もあったため、G‐cruiseの後輩と介護施設を対象とした新規事業をPERSOLの傍ら準備を開始。入社2年目の5月にいよいよ事業開始。そんな時、現在働くBEATSの新規メンバー募集のことをツイッターで知る。

 

奪う事よりも与える事 

 「学生時代から芦名さんのことはフォローしていました。自分も事業を開始するところでしたが、何か自分の中で引っ掛かるものがありました。」
 事業説明会兼、面接に参加。二次、三次の選考も進み内定を獲得した。

 「正直、最初は事業内容に魅力を感じていませんでした。入社後2か月間行われる営業研修でスキルだけ学んで辞めるつもりでした(笑)」

 ただ、次第に芦名さんと時間を過ごすうちに心境の変化が生まれた。

 「これまで自分が見てきた経営者の中には『いかにマーケットからお金を取るか』、『自社営業員をどう使うか』。搾取することを考える人が多かったです。一方、芦名さんはその部分が無かった。いかに人を喜ばせるか。のみを大事にしています。それはマーケットに対してだけでなく、僕ら社員も含めて。それを心から感じこの人と一緒に働きたい。そう思いました」

  パートナーには一旦事業は寝かせてほしいとお願いし、新しくBEATSで働く事を選択した。昨年の8月の出来事だった。

 

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仕事における最大の喜びはこの2つ

 パーソルは主に、BtoB事業。予算も月数千万円と規模も大きい分、自分を成長させることができた。一方、規模が大きいため、お客様に対してどのような喜びを与えているのかを感じることは難しい。

 その点、BtoCである、BEATSはお客様から喜びの言葉が届く。その違いが大きい。

「自分は仕事においての喜びは、自分の成長と、人やマーケットに対して喜びを与える事。ただ、自分が成長している時は、人を喜ばせる事ができたとき。この2つは表裏一体だと思います」

 

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社内メンバーとのミーティング風景


 

落ち込むことはあるの?

 振り返れば、ラグビーの国体選手に選ばれるためのアクション。就職活動の動きなど、現在に至るまで常に目的地を明確にし、ポイントを絞って足りない部分を補い、かつ結果を出し続けている。どこかスキのようなものを感じない。漠然と「落ち込むことはないんですか?」と聞いてみた。
 「どうなんやろ。メンタル強いんかな。弱いんかな(笑)。たぶん、誰かの責任にしたらめっちゃ落ち込むかも知れませんね。だから、なにが起きても全部自分の責任にしています」そう洩らした。

 

すべて自分の責任にする

 会社の成長にはお客様の入会は欠かせない。そのため、お客様1つ1つの案件が鍵になる。その中で森山さんは特に時間を守ることを徹底している。

 「商談当日に遅刻の連絡や、『急遽予定が入ってしまったので別日でお願いします』など。その瞬間、すごい落ち込みますね。でも、その人と会うと決断したのは自分なんです。もし、紹介での商談ならば『森山さんは時間を大事にしている人だから遅刻しないでね』。と言ってもらえる存在だったら良い。物事すべて自分の責任にしてしまえば、『対策を練って改善したらいいだけだ!』と前を向けるのでめっちゃ気持ち楽になりますね」

 言い訳をすればキリがない。しかし、それはなんの課題解決にもならない。ならば、起きたことを自分の責任と捉えれば行動が変わるということだ。

 

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インタビュー撮影中に、ふらっと赤ちゃん。スーツは同社が手掛けるスーツライン”Gentleman's Club”

 

かっこいい。BEATSをその代表格の会社にさせる

 今年の2月末で、PERSOLを退職。3月からBEATS一本で働き始めた。そんな森山さんにこれからの目標を伺った。

 「BEATSに関して言えば、プルデンシャルを超えることを社員共通の目標にしています。プルデンシャルは、常に高い目標を持ち、社員が皆キラキラしている。尚且つ稼いでもいる。だからイケてる若者が憧れる。それに代わる会社になろうと。そのためには誰かが突出して営業成績を取らなければならいんです。自分はそれになりになりたい。BEATSのサービスに共感し、『森山さんに憧れてBEATSに来ました』。そう言ってもらいたいですよね」

 

さいごー可能性の限界を味わいたい

 熱量と論理力を重ね合わせ次なるステージに移る。これまでは会社に属する営業マンだが、BEATSの人達は個人事業主として従事する。成すべき仕事、手に取る給与。すべて自分の腕にかかっている。最後は森山さんらしい言葉でインタビューは締めくくられた。

 「会社員は給与も安定しているし、良くも悪くも成果を出さなくてもお金をもらえる。でも、これからは自ら稼がなければ、飯が食えない。会社では仕組みの中で稼ぐ。その一方、個人はその仕組みを自ら構築し追い込むことができる。自分の可能性の限界を見てみたいですね」

 なにを聞いても気持ちが良いほど真っすぐな眼差しで返答してくれる。会って数時間ほどだったが、完全に引き込まれるものがあった。

 

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3月には月収100万円を達成。今後の目標は300万円としている。「お金を稼いで贅沢をしたいなんて全く思いませんが、稼ぐ自分の姿を見て少しでも希望を持った優秀な人材が仲間になってくれることを願っています」