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海×水着×自由 働き方が変わる現代において彼女が探すライフスタイルとは 笹川結香(25)水着販売員

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■仲良くなっても、お互い敬語で話しますね

 以前、紹介した田中君と同じバイト先で出会った彼女。

 

blogcarpediem.hatenablog.com

 

ジムで働き、4年生には管理栄養士の資格を取得。健康や身体に関しての知識が豊富で話をしていて面白かった。初の女性へのインタビューになる。このブログを始めた当初、ジムのバイト先での飲み会でこのブログの話をしたところ非常に興味を持ってくれた。彼女も紆余曲折もあり、私と似たような理想の働き方、人生観を持っているなと感じ今回彼女に話を聞いた。

 

■内陸県で育った彼女にとっての海とは

 これまで住んでいた地域が、埼玉、山梨、長野。すべて内陸県だったのだが、小学生までは毎年家族旅行で、夏は海、冬はディズニーランド。とアウトドアを楽しむ家庭に育った。3歳から水泳を習っていたこともあり、海は小さいときからお気に入りの場所だったのかも知れない。大学時代になると友達と江の島に行き、休みの時は横浜へ朝から夜まで海を眺めたりするなど今も彼女にとっての憩いの場である。海が好きな理由を尋ねると、「海に行くだけで癒される。もちろん、綺麗だし、音や見た目も好き。その癒の部分。けど、海は時に怖い。人を飲み込むこともある。けど、その怖さも魅力的。」海の表裏一体の部分が好きなのだ。 

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湘南の海での一枚

■水着ってそもそもそんなにいる?

 彼女は現在、水着の販売員をしている。これまでは、「ワンシーズンに1着ぐらい、こだわりも無く、デザインが飽きたら購入するぐらいでした。」の彼女だったが、2、3年前ショップへ買いに行ったときに店員さんから「年に3、4着購入する。」と話を受け、そんなに持つものだとは思わなく、デザイン性や、着合わせも豊富で、高価だが多種多様なところに惹かれ、色々なサイトを見ているうちにハマっていったそうだ。

水着を着る楽しさ、ファッションとしての楽しさも知った。海を楽しむ一つの要素になった。

 

 ■海×水着×発信者

 真剣に働きながらも、彼女は自分の将来像の実現に向けて生きている。漠然と踏まえた上で、自分が幼少期から好きな海と趣味として集めるようになった水着。それらを発信していきたいと言う。「これらをどうやって形にしていくのか明確ではない。女性の中にはあまり露出をしたくない人。海外では水着を着るけど、国内では水着を着たくない人などの考え方や、若者の海離れが進んでいる。そこを変えたいとは思うけど、どうしたら良いのかわからない。でも、人に何かを伝えたいときに自分の知識が技術がないと伝わらない。だからちゃんと勉強しておこうと思い、まずは自分が水着の販売員として働くことにした。」

 

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■働くことと自由でいることの間で

 大学時代は国家資格の管理栄養士の勉強と同時に就職活動もした。見事合格したが、今その資格を使って就職する必要はないと思い、広告代理店に就職。営業として働いた。人と話すことは好きだったが、時間が経つごとに、自分が扱う広告の自体のモノ良さを見出だせなかった。「今なら水着の良さをお客様に説明できるが、当時は営業や販売ではできなかった。」と振り返った。

 次は、元来好きだった食と管理栄養士の資格を生かし、管理栄養士として薬局で働いた。ここでも、彼女の働き方への疑問は拭えなかった。患者からの栄養相談も受けていた彼女。その場では的確な回答が出なく、休みの日や空いた時間に勉強して伝えらるのが一番だと思ったが、できなかった。その時、「私はほかの人に対しての食の管理やサポートは向いていな。人の健康に気を遣うことができなかった。」と感じたそうだ。そこでは2年2か月働き、退職を決意した。

 

 ■さいごー行動力の根幹

 これまでの会社にいた時のことを振り返ると、「このままでいいのかな。というのがやればやるほど思えてくる。」というのが根幹にあった。資格や学歴などの肩書に縛られることなく、どう生きるか。にフォーカスし、現在は水着の販売員になった。真剣に働き、自分と向き合ったからこそ見えてきた、海と水着と自由。

 私も自分がなにをしたいのか。どう生きていきたいのか。と自問自答してきたが、彼女のように一定の着地地点を設けて、そのために必要なものはなんなのか。 を自分で考え、選択する力はとても感銘を受ける。これからも、みんなで楽しくご飯を食べながら互いの成長などを話せたらと思う。